Title: All Things WTAPS./第三百五十三回「いつの間にか一周」

一年が経つのは早い、と年末年始お会いする方ごとにお話ししていましたが、近年は特にそう思います。
昨年のお礼を申し上げて、その数日後に新年のお祝いをお伝えする。当たり前のことですが、年を越すための心づもりを整えるその数日間は、たとえ短い間であってもすごく神妙に過ごす時間になっているような気がします。
だからか、初売りで馴染みのメンバーに会うと、反射的にキュッと気持ちが引き締まる。年の初め特有の緊張感かもしれません。
「新しい年に踏み込む自分はせめて1年前の自分よりましになっていたい」なんて子供の頃の未来に対して思い描いた壮大な願望とは少し違うけれど、やっぱり新しい日々への期待はいくつになっても変わらないものだなあ、と思った2018年の年始でした。


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Title: All Things WTAPS./第三百五十二回「育つ環境」

先日、たくさんのスケートボーダーに会う機会があったんですが、スケートボーダーは子供のうちからスケートボーダーなんだなあ、という所感を抱きました。
行動というか、言動というか、立ち居振る舞いというか、全てのことが自然に都会的というか。
明らかにスケートボーダーしか持ち得ない独特のインディペンデントな雰囲気を年端のいかない子供たちから感じて、なるほどこういうことなんだろうなあ、と一人納得していました。
そこにいる大人は子供だし、子供は少し大人びているし、楽しむ様子は全く同じ。それぞれは割と個人主義的なのに、一つのアティテュードを共有する人々ならではの一体感がいつの間にか生まれている。
つくづく不思議で、魅力的な人種だと思います


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Title: All Things WTAPS./第三百五十一回「嬉しいような寂しいような」

WTAPS初のブランドブック『WTAPS® 01』が完成し、先日原宿のBOOKMARCで展覧会を行いました。
展示内容はWTAPS最古のJUNGLE LSを額装したものに対比するように現在のWTAPSのJUNGLE LSをディレクターがトワルとして製作し、展示品にしました。
展覧会初日は、完成記念イベントとして、ファッションジャーナリストの鈴木哲也氏と写真家の鈴木親氏をお迎えしてトークショーを開催。その後ご購入下さった方々へのブックサインも行ったりと、何が何だか自分一人ドタバタしていましたけれど、無事に終えられてほっとしました。
ほっとした、とか、ひと段落した、とか自覚することって普段あんまりなく、何かを完了しても『ハイ、次』みたいにすぐ切り替えるし感傷的になることがないため、最初よくわからなかったんですが、今回は本当に色々と思い返して、気持ちが高ぶりましたね。
完成に5年を費やした本ですから、自分の与り知らないところで思い入れが深くなっていたのかもしれません。


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Title: All Things WTAPS./第三百五十回「東京」

生まれた場所や育った土地は誰にとっても特別なものです。愛着か、郷愁か、感じるものは人それぞれだと思いますが、誰にでも自分の街というものがあるんじゃないでしょうか。
WTAPSは東京のブランドです。ディレクターが生まれ育った街。
もちろん東京は都市なので、その前もその後もたくさんの人がいて、膨張、収縮を繰り返し文化を排出してきた大きな街です。そこで萌芽した新しい可能性が、また一つの文化となる光景に立ち会っていると、街が育むものの面白さを実感します。『裏原宿」なんて、当事者はそこに含まれることを敬遠していたし、現代の人たちはよくわからない言葉かもしれませんが、そう名付けられた熱狂は、街の文化誕生と言える一つの現象でした。


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Title: All Things WTAPS./第三百四十九回「所信」

思い込みと確信の決定的な違いってなんだろう、と日々考えます。
自分はこう思う、という意見の裏付けが利己的ではないか、自我に囚われていないか。俯瞰で見ることは難しいまでも一歩止まって自問してみるようにしています。
イマジネーションの働く余地が大きければ大きいほど、そこに生じる齟齬の可能性も増える。それでも伝えていきたいことがブランドにあるから、伝えていきたいことのあるブランドだから、よりいっそう丁寧に取り組んでいかないとな、と思います。


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