September 2017

Title: All Things WTAPS./第三百四十七回「ちょっと離れて見てみる」

ほんのちょっとしたことに目を奪われて、すごくいい、と感じるのは、そのディテール単体の話ではなく、それが作用した時の俯瞰の佇まい、に起因するんだろうなあと思います。
例えばコーディネートでも。、ボタンを掛ける、襟を正す、袖を調整する。当たり前のことですが、単視眼的に見ている時はこれで万全だ、と満足するのに、少しでも距離をとって見てみると他のバランスと調和していない、ってこと、本当にあります。
18年春夏の展示会用にルックブックを撮影しながら、そんな風に考えていました。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百四十六回「アングル」

観察眼なのか感性なのか、一つの対象物から自分が気づくところ以外の情報を読み取る人の話を聞くとひたすら感心します。
特にディレクターの話を聞いていてそうなることが多いんですが、見落としがちな一見平凡にも思える要素に関心を持ち、そこからひらめきだったり連想だったりと思考の層楼を構築する、っていうのは普通のことのようで実際そうでもないな、と思うのがその思考の発露として出てくる発言の大半が予想をはるかに超えたものだからです。
生地の織り方によってつくられる表情がグラフィック的な様相に見えたことなどない自分には、その視点で語られることの殆どが常に新発見です。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百四十五回「全138頁」

一番最初のカタログはEX15でした。つまり2007年秋冬。今回でちょうど10年間、20冊を製作したことになります。もし全部収集してくださっている方がいたとしたら、本棚の占拠率がすごいことになっているのでは?
EX35のカタログも、今週末から店頭での配布が開始されます。ページ数が増え、装幀も変わり、サイズも大きくなった。変化の度ごとですが、こうしてよかったな、と完成品を見て思います。
それって多分、過去の積み重ねがあって辿り着いた進化欲求の結実だからなんでしょう。いつになったって、新しいものや変化に出会うことは、刺激的なことに違いないですから。


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Shiori Etsugu / PR

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Calender
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