December 2016

Title: All Things WTAPS./第三百二十回「書を捨てよ、旅に出よう」

馴染みのない場所へ足を運び、地図ツールを持ってウロウロする。現代の検索技能があれば、昔よりは断然道に迷う確率が低くなっているはず。実際、丁寧な道案内のおかげで最短の距離を選択しスムーズに前進できている。そのことに不安はないんですが、画面と首付きで歩いている時に見過ごしているものは多いんじゃないかと、ふともったいない気持ちになり立ち止まったりも。異邦人であるゆえの感興や恐慌、そしてそんな中で見知ったひとと再会する安堵というのは、旅という状況でないと味わえないかもしれませんね。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百十九回「タイムカプセル」

言うべきこと、言わずにおくべきこと、言いたいこと、言って良いこと、言うのを躊躇うこと。言葉を持つブランドであると自負する以上、発信するメッセージに関して鈍感でいてはならないと思っています。
それは、ディレクターが折々のインタビューで話す内容、言葉の選び方から常に伝わってきます。
様々な判断の上で削ぎ落とされるために、もしかしたら溢れた情報の中には心を擽るものがあるかもしれない。以前はそのことを少し勿体ないなと思っていました。今は「またいつかのタイミングにどこかで小さく伝わるだろう」と、未来に預けておくような気持ちで、編集される前のメモを見ながら考えています。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百十八回「環境も含めての」

定番ってなんだろう、としばしば立ち返る時があります。概ねは『恒常的に存在する何か』ということになるんでしょうけれど、それを恒常的に支えてきた何か、もあってのことなのだと最近思います。
定番と認められるにはそれ相応の反応と年月がないと成り立たない。定番物、とよく耳にしますし、口にもします。それは個体そのものを指すというよりそこへ至った経緯や思い入れを含めて、定番と定めているのかもしれません。


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Sjiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百十七回「思い出す、ことの感動」

ブランド発足当初のアイテムを、膨大な資料より一つ一つ検証するうちに、そのアイテムのものすごく小さなディテールから当時の潮流や世俗などの大局的なものと、ごく一部の人たちしか知らなかった想像もできない奥行きが、いっぺんに紐解かれてゆくのが非常に面白くて、どこか感慨深いです。
資料と首付きで時代考証、記憶の捜索。たとえ自分が知らない時代のことでも何かヒントにならないだろうかと必死で思い出を手繰り寄せ、ディスカッションします。そして、それをすべて書き留める。その行為が実際的にどれだけの効果があるか、ということより、自分が得ておくべき大事な知識となることを知っているため、たとえどんなに小さな情報であってもメモをして残しておくように努めています。


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Shiori Etsugu / PR

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