June 2016

Title: All Things WTAPS./第二百九十六回「慌てず騒がず」

ぐずぐずと五月雨が止まないこの時期は、他の季節より一つ不安要素が追加されます。未然に防ぐことが出来たらそれがベストですけれど、なかなかそううまく行くこともなく、概ねはその不安要素に振り回されてしまう。そんな時、慌ててしまい段取りを優先に考え始めた頭を、平常に戻すため意識的に原点を顧みます。今の作業やスケジュールも大事ですが、最終的に何に尽力し完成とするのか、そこを何度も自問自答します。結局いつも立ち返る結論は同じで、そのたび自分に安堵する。といえば何だかたいそうですが、頭とは裏腹に動作はやっぱりせかせかと忙しないので、端から見たら落ち着きなく見えるんだろうなあと思っています。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第二百九十五回「希少な光景」

もう何年もコンスタントにお会いして、それこそディレクターたちにとったら幼馴染という気の置けない間柄である方なのに、こうやって仕事の隙間でふと集合写真というのか記録写真というのか、撮っておきたくなるのは何故なんでしょう。
打ち合わせや作業がひと段落したタイミングで、スケートボードで遊びながら談笑をしているのを見かけると、なんだかすごく希少場面に出くわしたような興奮が起こり、慌てて携帯を取り出したりなどして。概ね間に合わず、携帯を構えた時には良い構図は解消されていますが、たまに成功するんですね。その時の感慨はまさにひとしおです。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第二百九十四回「なんでも知りたがる癖」

きっと店先にあっても目を留めないものなのに、ごく身近に現れると、おお、と感興をそそられる。こういった機微の現出はディレクターが購入したものに対してよくある現象です。そうして、プロダクトだけでなく、どういうカスタムが施されたかも注視する。あれもこれも手を加えたんではないかと昂然と推測するのに、正解を知ると案外それほどいじっていなかったりなどして余計に驚くこともままあります。
「なるほど、これぐらいなら自分にもできそうだ」とちょっとした衝動が溢出するのと同時に、簡単に見えるものこそ匙加減が難しいのだという戒めも湧いてくるから、店先にあっても目を留めないものなのに、大変羨ましく感じてしまうのです。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第二百九十三回「下準備の美しさ」

イベントたるおおごとのように思っている作業を、不断の業務の中でさくさくと進めている様子などを見ると思わず瞠目しますね。
慣れているためにか、事前準備も自分が知っているよりもっと整然と簡素で必要最小限に抑えられていて、そこにもちょっとばかり驚きます。それにつながる手さばきもあっさりと、それでいて神経質ではない丁寧さがある。その一連をほんの少しだけ手伝いながら間近で観察し、優れた感懐を得たというようなことはないのですが、清廉として潔いなあとぼんやり思ったのでした。


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Shiori Etsugu / PR

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Calender
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