May 2012

Title: All things WTAPS./第百十一回「飲む事」

アトリエではランチの他にもたまに皆でお茶をする事があります。
皆それぞれマイカップを持っているのですが、どれも個性的で
自社のモノやら個人的な思い入れのあるものやら様々です。
 
もちろん飲み物自体も様々です。
アトリエには某ミネラルウォーターが常備してありますが、
毎朝のコーヒーを欠かさない人、お茶の熱い、
冷たいの温度の違いや、濃さまで千差万別です。
 
日常の普遍的な事柄ですが、毎日のリズムや気持ちの切り替え
等で大切な役割を占めている部分であり、個人の趣向が分かれる
所でもあります。
 
ちなみにパターンを引くときには水が欠かせません。
 

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Yasunari Iwasaki / Pattern Maker

Title: All things WTAPS./第百十回「初めてのカメラのこと」

初めてのカメラです。
小学校6年生の時でした。

学校行事の合宿で、所持品としてカメラが許可されたので
みんながこぞって家から持ってくることになりました。
でも、自分の家には父親が仕事で使っていたカメラが一台あるだけで
子供が自由に持ち出せるものなんてありません。大変です。
しつこく両親にねだりましたが、望みはなかなか叶いません。

あきらめてたカメラを父親から手渡されたのは出発する日の朝でした。
微妙に友達と話していたものと違っているし、なんだか大人っぽくて
緊張感が漂うカメラです。あまり気軽じゃないし正直不安でした。
出発前の慌ただしい中、短時間のレクチャーを受けて
ぶっつけ本番で使いましたが、まあそんな簡単には使えませんよね。

あの頃、父親のセレクトは間違いなく大人目線でした。
めったにものを買わない分、買うときは熟考の末に厳選しました。
その基準は父親自身が欲しいものだったんじゃないかと今も疑ってます。
だから受け取った瞬間に大喜び!なんて
意外に少なかったように思います。

ただ、そういうときの「やっぱこれだろ!」という
自信に満ちた満足げな表情は今でも強く印象に残っています。
人と違うことが照れくさい年頃には理解できなくても、
父親の好きなものや、興味があるものへの姿勢が
自分に大きな影響を与えていることに後々気づいていくわけです。

合宿から帰ってきて撮ったフィルムを現像してみたら
案の定ピンボケや逆光でまともに写ってる写真の方が少なかったです。
せっかく出発に間に合ったのに残念な結果でしたが、
それを見た父親は笑って言いました。
「いい練習になったな!」

あれだけ手こずった初めてのカメラ、
今でも大切に持っています。


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Naoyuki Inoue / Production

Title: All things WTAPS./第百九回「MIL規格」

少し前に、倉庫からミルスペックの生地が見つかりました。

アメリカ製の本物のMIL規格の生地ですので
型がずれてしまいプリントされていない箇所があったり
ロットによって微妙にプリント色がぶれていたり
裏に無作為にスタンプが押されていたりもするのですが
逆にそこが本物でしか出来ない良さであります。

現代のプリント技術を使うことにより
そういった部分を再現することは可能ですが
本物のように意図的ではない雰囲気までは再現することが出来ないので
良さでは無くなってしまいます。

この先製品になった際、プリントがそういうものであったり
裏を見たときにスタンプが押されている箇所があるものであれば
一見ハズレのようですが実はアタリなのです。


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Yukiyoshi Shimada / Production

Title: All things WTAPS./第百八回「超能力はないので」

展示会が終わればすぐにカタログ製作に取り掛かります。
それと同じくして雑誌の方々と打ち合せも始まるので
伝えたいことをそれぞれのベクトルに向けて発信します。
それこそ時間の過ぎるのなんかあっという間です。
伝えたいことがあると主張するときには
何を伝えたいのかを客観的に理解しておかないといけません。
それはきっと何でもそうでしょう。
でもってえらく当たり前のことのような気もします。
どう良いのか、何が良いのか、それをきちんと説明出来ないと
一つの物を一緒に作り上げるなんて、文字通り途方もないことです。

だから本当に何でもそうでしょう。どんな物事も。
それがまたえらく難しいことだったりもしますけれど。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All things WTAPS./第百七回「休憩しましょう」

WTAPSに関わるスタッフは少人数なんです。
垣根を越えた仕事を行います。
いろんなことです。
パタンナーが毎日の献立を考えたり。
生産がミシンを使ってお直ししたり。
プレスはデザイナーのアシスタントになったり。
一人がかけたら大変ですから手助けしながらいつだって本気です。
だから
ディレクターの僕だって本気です。
いたずらグッズを買ってきては仕掛けたり。


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Tetsu Nishiyama / Director

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Calender
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