April 2012

Title: All things WTAPS./第百三回「恰好が良い」

ミリタリーというものが一つのジャンルとして
ファッションというアンビバレンツなシーンにおいても
重要な要素として取り入れられることが珍しくないのは
ミリタリーの持つ清廉さというか潔さというか
そういうところに矢も楯もたまらず惹かれてしまうからだと
思うのは極めて個人的な見解です。

そこから繙くと
機能性や生産効率をうまく落ち合わせて生まれる
大量生産のワークユニフォームにも美しさを感じるというのは
決してフェティッシュな感覚ではないと思います。
丈夫な生地と過不足ないクオリティが
これから使い込まれる余白を感じさせてくれるのですから。
それでもWTAPSのワークシャツは
今季のSODA SSにも代表するように
半袖なのに袖口がボタンで開閉出来る仕様になっていたりだとか
随所にWTAPSらしさが垣間見えると思います。
スポットのVATOS SSやKHAKIも
断然シンプルに見えますが、着用感やシルエットなど
たくさんの発想が詰まっています。
ということは、素っ気ないのが恰好良いんじゃなくて
手がかかっているのに素っ気なく見えるのが恰好良いということですね。


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Shiori Etsugu / PR

Title: All things WTAPS./第百二回「仕上げ」

秋冬の展示会まで10日を切り、
アトリエには続々と新しいサンプルが上がってきてます。
その中にはアトリエで細かい修正を加えたりするものも有ります。
釦や付属を変更するといった簡易的な内容ですが、
どれも手仕事ですので時間のかかる地味な作業です。
この時期は机の上が糸やら針やらでごった返し、
普段の雰囲気とは様子が変わります。

 
最終的に整えられたサンプル達は
新たな命を宿したかのように輝いています。
全てのラインナップが揃い、展示会を迎えるのが凄く楽しみです。
 

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Yasunari Iwasaki / Pattern Maker

Title: All things WTAPS./第百一回「節目」

4月になりました。

学校に行っていたころは年度末という時間軸が
とてもわかりやすく、自分の中でも意識的に存在していたのですが、
大人になると直前直後まで気がつかないことも多々あります。

ただ、この国にはしっかりとそれは根付いていて
世間と接している以上必ず気づくことでもあります。
年末年始なんかとは少し違った節目ですが、
何かが終わり何かが始るのであれば
ときにはこれも大切な節目になり得るのでしょう。

2年以上もの間、毎朝アトリエで聴いていたラジオのプログラムが終わり
今朝は新しい声が聞こえてきます。


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Naoyuki Inoue / Production

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Calender
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