October 2011

Title: All things WTAPS./第七十七回「太番手」

来週店頭に並ぶ予定の定番「BLACKWATCH」。
見た目は馴染みのピーコートですが、今期はウール素材ではなく
コットン100%のコード織り素材を使用しています。
表面に細い畝のある張り感の強い生地です。
内側には中綿を噛ませて保温性を高め、
これからの季節に合った重厚な仕上がりになっています。
 
また特筆すべきディティールとしてステッチワークがあります。
敢えて太い糸(太番手)を用いることでステッチを際立たせ、
凹凸感が出て表情が豊かになります。
 
糸には太さや材質の種類が多様にあり、デザイン、生地、加工等の
ステッチの見せ方で使用するものが変わります。
近くで見ないと差異はわかりにくいですが、
洋服を構成する重要なポイントになります。
お気に入りの洋服をちょっと視点を変えて見てみてはいかかでしょうか?


th_%E7%94%BB%E5%83%8F%20191.jpg


Yasunari Iwasaki / Pattern Maker

Title: All things WTAPS./第七十六回「金木犀」

金木犀の花が散る頃に衣替えが完了します。

暑い季節もすっかり終わり
この時期に少し寂しさを感じる人も多いようですが
個人的には "衣替え=服や身の回りのものを新調する"
という子供の頃の記憶も働いて
金木犀の香りと肌寒くなった夕暮れの空気が
なんとなく心をワクワクさせてくれます。

ショーツがトラウザーにかわり
半袖から長袖のシャツやジャケットにかわり
そろそろブーツが登場する頃です。

年々寒い季節が苦手になってきてますが、
こと服や身につけるものに関しては
新しい季節の到来を心待ちにしてしまいます。

blog20111013nao.jpg


Naoyuki Inoue / Production

Title: All things WTAPS./第七十五回「クロスボーン」

WTAPSを象徴するようなクロスボーンですが
過去を遡ってみると形状にも数種類のパターンがあったり
表現する際の手法においても
シルクスクリーンを用いたプリントであったり
VANS SYNDICATEのスニーカーで採用された刺繍などがあります。
それ以外にもPHILOSOPHY-STOREで展開されていた
ステッカーなんかもありました。

今シーズンはデザインも新たになり
テンプレートを使用しペンキでステンシルする手法を取り入れています。
全て1点づつ手作業で行うためペンキの厚みも様々であったり
擦れているものや滲んでいるものなど
全てが異なったアジのある仕上がりとなっています。
自分の好きなモチーフをペンキに限らずスプレーなどでも
ステンシルを追加してアジを出すのもいいと思います。


th_R0023058.jpg


Yukiyoshi Shimada / Production

Title: All things WTAPS./第七十四回「THIS IS A PEN.」

それを使わないと書けないとか
それでないとテンションが下がるとか
そこまで極端ではないにしろ
誰しもがこだわりを持ってチョイスしているであろう文房具。
とりわけペンやノートといった筆記用具は
大多数の人々の生活に深く密接しているものではないでしょうか。

特にペンはブランド、タイプ、インクのカラーなど
値段や機能は様々ですが、これほど多岐にバリエーションがあると
少なからず自分の好みというのが投影し易いアイテムだと思います。
勿論自分にもゴチャゴチャと自分だけの拘りというものが存在しますが
そうそう偏執的なものではなく、言ってしまえば
『割とどっちでもいい』の上に成り立つ簡単なルールぐらいのものです。

それでも譲れない部分を挙げれば
何本も同じものを揃える、ということ。
細々しているものに限って集団美の法則というのが
絶対的に存在するという発想は、逆に偏執的かも知れませんが
GIP-STOREでは今シーズンリリースしたこのボールペンを
個体で陳列するのではなく、集合体で見せていて
それがやはり美しいなと思ってしまいます。
勿論、一つ一つ整然とならんだ高級ボールペンを
伊東屋などで矯めつ眇めつするのも一つの楽しみではありますし
恭しく接客をして貰うことも醍醐味ではあります。
しかし、そういった宝飾品とカテゴリーを共有する物とはまた別の
眼で見る楽しさというのがある、と思うんですよね。


th_R0022968.jpg


Shiori Etsugu / PR

Category
Calender
loading ...
Recent Posts
Archives
Instagram
More Pics