新たな特集の筆下ろしということにちなんで
第一回目は「筆」についてです。
WTAPSのアトリエでは大体の作業。(溶接以外)
ほぼ全ての制作行程を行なえるような環境作りを目指しています。
服作りの制作、毎シーズン行なわれる展示会の細かい備品や印刷物の制作はもちろん、
アトリエの内装や修繕、木工作業、
不定期で行なう個人的な展覧会などの制作などがいつでも行なえるような環境です。
先日行った展覧会の作品のように
大判のケント紙にポスカでペイントしたり、
油性マジックなどを使う機会は手頃で多くあります。
ただ、
同時期に行われた"Challenger presents Art of Helmet"に出品するものについては
馴れない筆を使って制作しなければならなかったので、
何かで使った筆を引っ張り出し、
「筆をふるって」タミヤのアクリル塗料を使用したペイント作品を制作出品してみました。

ヘルメットの下地にはタミヤカラースプレーでベース色を作り、
そのうえにアクリル塗料を使用してグラフィックを描いたものです。
主にタミヤの面相筆各種と平筆各種を用途に応じてややこしく使い分け
描いていったのですが、
道具や環境の準備さえ整えばなかなか楽しいものでついついハマって時を忘れてしまうほどです。

友人のサインペインターはMack Brushを巧みに操り
寸分の狂い無くきれいにラインを描くことができるのですが、
素人にあんなに長い毛足は使いこなせるわけがないので
僕はなじみのあるただの筆を使いました。
手頃なマジックをはじめスプレー塗料、アクリル塗料、それにまつわる道具が
手に届きいつでもすぐさま作業に入れる環境こそアトリエならではといったところでしょう。
モノを作ったりイジったり作業できる空間というのはWTAPSにとってなくてはならないものです。
実際に手で触る、それだけでモノづくりとは色々変わるものです。