ある日の昼食後、
アトリエ奥のパターンナーの作業場で
デザイナーがトワルを作成していました。
言葉にしてしまうと普通に聞こえますが
普段デザイナーはトワルを作成しません。
完成したトワルをチェックし修正するのが役割だからです。
ちなみに、
トワルとは通常パターンナーが
デザインをもとにパターンを引き、
シーチングと呼ばれる綿の生地を使用し、
主にシルエットやポケットの大きさや位置、
切り替え位置など全体的なバランスを
チェックするための仮縫いのことです。
普段からパンツの裾上げをしたり、
ワッペン付けをしたりするために、
デザイナーがミシンを踏んでいるのは何度も目にしているのですが
トワル作成は初めてということもあり意外だったのですが、
実際にやることによって今後、
指示する側と指示される側の距離が
近づいていくと思います。
となると自分たちも
逆側から距離を縮めるためにできること、
すべきことは何だろうと考えます。
およそ90分の作業後に感想を聞いたのですが
「意外とアナログだった」とのことでした。
アナログ?これにも考えました。
