March 2009

Title: トワル

トワルを組みました。
平たく言えばサンプル前の仮縫いです。
実際使用する生地ではなく
シーチングという薄い生地を使って作るので
大まかなシルエットや
逆に細かいディティールをイメージするときに作ります。

モノを作るときは一点に固執してしまうと
全体を見失いがちです。
ただ、
一点をおろそかにしてしまうと全体が不安定になります。
一点一点が丁重に組み合わさることで全体が出来上がります。
デザイナーはそれらを監督して行かなければなりません。
デザイナーとは本来モノゴトを「調整する人」なのでしょう。


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Title: WTAPS EX19 / #11「還縫い」

3月20日に立ち上がりを迎える
2009 SPRING&SUMMER「LAMF」では
ワークウェア、ミリタリーウェアを主に
還縫いという縫製方法を効果的に用いています。

還縫いとは縫い目の裏側がチェーンのように見える仕様のことで
チェーンステッチと呼ばれる場合もあります。
還縫い専用のミシンがあるのですが
下糸の交換の手間を減らせることにより生産効率が上がり、
作業着等の大量生産が盛んだった時代に
多く用いられたようです。

今までWTAPSでも、
BLUESと呼ばれるデニムパンツの裾等に使用していたり、
誰でもよく目にすることがあると思うのですが、
軍服の古着等にみられるような箇所に用いることが
現在存在するミシンでは縫製が困難であったりするため、
一筋縄では行かず手間がかかります。

着込んで、洗い込むことによって起きる
生地の縮みによる独特なしわの出方、雰囲気を表現するために
普段は着るときくらいしか
見ることのない裏側にも気を使いました。


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Title: WTAPS EX19 / #10「アナログ」

ある日の昼食後、
アトリエ奥のパターンナーの作業場で
デザイナーがトワルを作成していました。

言葉にしてしまうと普通に聞こえますが
普段デザイナーはトワルを作成しません。
完成したトワルをチェックし修正するのが役割だからです。

ちなみに、
トワルとは通常パターンナーが
デザインをもとにパターンを引き、
シーチングと呼ばれる綿の生地を使用し、
主にシルエットやポケットの大きさや位置、
切り替え位置など全体的なバランスを
チェックするための仮縫いのことです。

普段からパンツの裾上げをしたり、
ワッペン付けをしたりするために、
デザイナーがミシンを踏んでいるのは何度も目にしているのですが
トワル作成は初めてということもあり意外だったのですが、
実際にやることによって今後、
指示する側と指示される側の距離が
近づいていくと思います。

となると自分たちも
逆側から距離を縮めるためにできること、
すべきことは何だろうと考えます。

およそ90分の作業後に感想を聞いたのですが
「意外とアナログだった」とのことでした。

アナログ?これにも考えました。


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Title: Zine Making

昔に比べて調べものがらくになりました。
インターネットで検索すれば
知らないことや思い出せなかったこともすぐに出てきます。
でも、そこにあるのは誰かが出してくれた答えです。
まだ誰も知らない答えはやはり自分で探すことになります。
知識があっても答えられないこともあります。
そんな時にものを言うのは自分だけの体験です。
そこにちょっとした知恵だとか技術だとかがうまく結びついて
はじめて信じるべき経験となるはずです。

先週に続き今週もBlackflagでワークショップが開催されます。
テーマは「Zine Making」です。
是非体験してみて下さい。


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Photo by Taro Hirano

Title: EX18 カタログ

本日刷り上がってきました。
もうじき配布開始です。
お楽しみに!


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Category
Calender
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