April 2008

Title: モノ語り/第六回「サングラスは人の一部です」

小物の紹介をしたいと思っていて
構成を練りつつ
「モノからすると室内撮影がいいな」と
アトリエであっちこっちと撮影場所を探しまわり
決まったのは良いのですが
今度はなかなか構図が決まらず
質感も気に入らなかったので
時間がかかりました...
結局最後は下地に乳白色のプラ板を敷いた事で
こんな感じの写真です。

今回はアイウェアの紹介です。

WTAPSから発表しているアイウェアは
「Slinky Optics」というラインです。
そのテーマは
MISFITS
REBELS
PUNKS
OUTSIDERS
です。
「Slinky Optics」は
モデルやキャラクターがありきで展開しています。
シグネチャーモデルも展開していますが
定番のモデルとしてあるものは
写真のBad Mannerです。
ご存知の方も多いかと思いますが。

眉毛のように突き出した造形は
コウモリの雰囲気も漂わせ
アルファベットの「W」がモチーフです。

モノトーンのバージョンはニューウェーブなノリを
醸し出します。
今期はブラックバージョンの発売です。


Title: モノ語り/第五回「何を持って、何を持たずに出かけるか」

WTAPSにはPORTERと共同で制作をしている
CARGO®というバッグのラインがあります。

バッグには確実に「荷物を運ぶ」
という重要な役割が課せられています。
目的、用途に応じて、形、機能、大きさ、生地が変わり
洋服とはまた違う意味での実用性が求められるという
リアルさがあります。
PORTERとの共同制作という意味には
長年、日本で鞄屋さんとして培った
ノウハウから生まれたデザインを
シェアさせてもらったり
調整してもらったり
勉強さえもさせてもらっているということがあるのです。

そして今回のコレクションではおなじみの
「A.L.I.C.E」を制作しました。

「A.L.I.C.E」とは以前までアメリカ軍が使用していた
All Purpos Lightweight Individual Carrying Equipment.
という略の個人装備を収納するバックのことです。
特徴的な横に並んだ3つのサブ・コンパートメントを装備した
フロントグリルが印象的でご存知の方も多いと思いますが
形、サイズ変更はもちろん、仕様が全く異なるため
放出品等であるホンモノとはかなりの違いがあります。
全フラップにはクィック・リリース用のタブを装備して
開閉のストレスを軽減し
メインフラップ裏にメッシュポケット
メイン・コンパートメントの背裏にはノートブック用のポケット
サブ・コンパートメント裏にはスタッシュ・ポケット
ボディ左右にスリップ・ポケットと
小物を小分けして入れられるようデザインし直しました。
それから
バラバラになりがちな更に細かい小物を収納し
サブ・コンパートメントに直接入れて持ち運べるように
「MAG」というポーチもオマケで作りました。
もちろんPORTER製です。

次の旅行
何を持って、何を持たずに出かけよう?


Title: モノ語り/第四回「雨を見たことがあるかい」

ここ最近よく雨が降りますね。
せっかくの春だっていうのに寒くなったり、、、
これからやってくる梅雨って時期も
乗り越えていかなければなりません。
基本、雨は濡れるので好きではないんですが
あえて濡れてみたいって思う時ってありません?
ほら、子供のときにレインコートや長靴で外に出かけてた
あの感覚です。
今でも僕にはあるんです。
そういうの。
今回は結構そんな雨を楽しめるようなモノを
ちょっと集めてみました。



まずは「A-Frame」
定期的にリリースするアイテムの1つです。
誰もが知る正方形のあのかたちで
着ているのを見ると
雨が降ることを楽しんでいるようで
見ているこちらが微笑んでしまうような
必要としたときにさっと着て、さっと脱ぐポンチョです。
僕は車の中にほうりこんでありますが結構重宝します。
四角い形にしてある意味はピクニックのときの敷物にはもちろんのこと
自分で四方に穴を開けてハトメを打ち
ロープをくぐらせタープにしたり
テントにしたりと出来るようにです。
名前の由来もテントにしたときに
Aという文字のような形をすることから
「A-Frame」というわけです。
話しはそれますが
僕の乗っていたジープは屋根のないストリップだったので
「A-Frame」をビキニ代わりの幌として使ったりしていました。



「Vallet」も膝近くまである長い着丈とバイザー付きのフードで
傘いらずのジャケットです。
「Vallet」とは駐車係のことで、
よくニューヨークに行っていた頃
泊まっていたホテルのドアマンや駐車係といった
エントランス付近で仕事をする彼らが
着丈の長いナイロンのフードが付いたトレンチコートを
きちんとしたスーツの上に羽織ったりしていたのを見かけてたことから
ヒントを得て作り出したものです。
長い着丈がすっぽりと体を覆ってしまうので
ボトムのコーディネートをあまり気にせずイージーに着れることが
気に入っています。

「Sherpa」「Para Smock」などは
ミルスペックのブリードを持つWTAPSらしい雰囲気になっています。
今期もGORE-TEX®を使用した3層構造で
内側のシームテープにはブランド・フィロソフィーを配しています。



ちなみに
GORE-TEX®とはナイロン生地のことではなく
汗は発散するけど雨は通さない
高い透湿防水機能を持ったフィルム状の素材のことです。
製品となるときには撥水機能を持った表地と裏地に
サンドイッチ状にラミネートされて一枚地となってくるので
その実体は見ることができないというわけです。
表地がコットンのものにGORE-TEX®をラミネートしたものが
今期の「Sherpa」のブラックになります。
シルエットもスマートに。



ナイロン系のアイテムはまだ数多くバリエーションが
存在しています。
今回は代表的なモノを取り上げました。

雨が降っていても
むしろ
降っていることを
楽しんでいられるように。

Title: モノ語り/第三回「桜咲くこのシーズン」

かぎりなく普通でシンプルに。

そういうモノは写真に収めるのが難しく
とくに質感を写り込ませるには
どうしたもんかなぁとアタマをひねり
均等に光が柔らかく行き渡るようにと
外に出て自然光を使って撮りました。
思いのほか納得がいったので
今回はこの写真。
「No.5」です。
5ポケットのシンプルな定番のこのパンツは
ヒップラベルの付く「Basic」と
サスペンダーが付属された「Tight」という
バリエーションが存在します。

今期の「Basic」は、薄い綿麻の生地を使うことで
ダブルステッチの糸がうねりを作り
ヨーク部に立体的な雰囲気を出しています。
ヒップラベルはベルトループ兼用で
かがんだときにシャツの裾から見せる演出をはかるわけです。
一方「Tight」は綿100%の思いきったスキニータイプで
ダメージ加工を施した仕上げです。
トップスとボトムをタイトに締め上げ
レースアップしたチェリーレッドのDr,Martinが気分です。
桜咲くこの春先に合わせるために。


Category
Calender
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