Title: All Things WTAPS./第三百五十回「東京」

生まれた場所や育った土地は誰にとっても特別なものです。愛着か、郷愁か、感じるものは人それぞれだと思いますが、誰にでも自分の街というものがあるんじゃないでしょうか。
WTAPSは東京のブランドです。ディレクターが生まれ育った街。
もちろん東京は都市なので、その前もその後もたくさんの人がいて、膨張、収縮を繰り返し文化を排出してきた大きな街です。そこで萌芽した新しい可能性が、また一つの文化となる光景に立ち会っていると、街が育むものの面白さを実感します。『裏原宿」なんて、当事者はそこに含まれることを敬遠していたし、現代の人たちはよくわからない言葉かもしれませんが、そう名付けられた熱狂は、街の文化誕生と言える一つの現象でした。


th_350_1.jpg


Shiori Etsugu / PR


All things WTAPS.Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百四十九回「所信」

思い込みと確信の決定的な違いってなんだろう、と日々考えます。
自分はこう思う、という意見の裏付けが利己的ではないか、自我に囚われていないか。俯瞰で見ることは難しいまでも一歩止まって自問してみるようにしています。
イマジネーションの働く余地が大きければ大きいほど、そこに生じる齟齬の可能性も増える。それでも伝えていきたいことがブランドにあるから、伝えていきたいことのあるブランドだから、よりいっそう丁寧に取り組んでいかないとな、と思います。


th_349_1.jpg


ShiorI Etsugu / PR


All things WTAPS.Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百四十八回「パズル」

36回目のシーズンの展示会が先日終了しました。
たくさんのものや情報や視点が紐付いて一つの大きな構図になる、というのはやっていくうちに可視化されて徐々に気づくのだな、と準備から築いたそれぞれの動作の集大成を目の当たりにして感じました。
毎年決まった行事はあれど、それが終わったらまた次の計画、次の予定。それらをスムーズにやり遂げるためには自分の仕事のどんな小さなこともすべて、精度を上げていくしかありません。
いまだに言ってしまってから、やってしまってからの反省も多々ありますが、そうやって『情けない』と思う気持ちがこの失敗を忘れさせないだろう、と前向きに考えるようにしています。


th_348_1.jpg


Shiori Etsugu / PR


All things WTAPS.Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百四十七回「ちょっと離れて見てみる」

ほんのちょっとしたことに目を奪われて、すごくいい、と感じるのは、そのディテール単体の話ではなく、それが作用した時の俯瞰の佇まい、に起因するんだろうなあと思います。
例えばコーディネートでも。、ボタンを掛ける、襟を正す、袖を調整する。当たり前のことですが、単視眼的に見ている時はこれで万全だ、と満足するのに、少しでも距離をとって見てみると他のバランスと調和していない、ってこと、本当にあります。
18年春夏の展示会用にルックブックを撮影しながら、そんな風に考えていました。


th_347_1.jpg


Shiori Etsugu / PR


All things WTAPS.Shiori Etsugu / PR

Title: All Things WTAPS./第三百四十六回「アングル」

観察眼なのか感性なのか、一つの対象物から自分が気づくところ以外の情報を読み取る人の話を聞くとひたすら感心します。
特にディレクターの話を聞いていてそうなることが多いんですが、見落としがちな一見平凡にも思える要素に関心を持ち、そこからひらめきだったり連想だったりと思考の層楼を構築する、っていうのは普通のことのようで実際そうでもないな、と思うのがその思考の発露として出てくる発言の大半が予想をはるかに超えたものだからです。
生地の織り方によってつくられる表情がグラフィック的な様相に見えたことなどない自分には、その視点で語られることの殆どが常に新発見です。


th_346_1.jpg


Shiori Etsugu / PR


All things WTAPS.Shiori Etsugu / PR
Category
Calender
loading ...
Recent Posts
Archives
Instagram
More Pics